厄年は嘘なの?根拠が無いと言われる理由と当たると感じる人がいる理由
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「厄年なんて嘘なのでは」と感じている人へ、先に答えを書きます。
厄年に悪いことが起きると示す統計や科学的な根拠は、神社本庁の案内にも書かれていません。一方で同じ案内は、厄年を人生の転機にあたる時期とし、今も大切な通過儀礼だと説明しています。
「嘘だと切り捨てたい気持ち」も「当たっている気がする気持ち」も、知恵袋に実際にある声です。ここでは、嘘だと言われる理由と、当たると感じる理由を順に整理します。
ひとつの相談
占いや厄年はあまり信じていない人からの相談です。はじめは「たまたま」と考えて気にしないようにしていたものの、よくないことが次々に起きて、すっかり嫌になってきたといいます。
厄年にあたる年でもないのに不運が重なるのだから、厄年はやはり嘘なのでは、とも感じている。悪いことが続くのはただの偶然なのかを知りたい、という内容でした。
Yahoo!知恵袋に投稿された相談より
嘘か本当かより、今の気持ちを話したい時は
不運が続くと、誰かのせいにしたくなることもあります。ニックネームのまま、アプリから話せる場所があります。
アプリで相談してみる※相談はアプリ(iPhone・Android)から行います。18歳未満(高校生を含む)は利用できません。鑑定料は占い師ごとに異なります。
そもそも厄年とはどんな考え方か
神社本庁の案内では、厄年は体力・家庭・社会の面でそれぞれ転機を迎える時期とされています。体調不良や災難が起こりやすい時期として、身を慎む年だという説明です。
年齢は通常「数え年」で数え、男性は25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳(61歳)とされています。その前後の年が前厄・後厄です。
同じ案内には「地域によって多少異なるところもあります」とも書かれています。住む場所によって、厄年の扱いが少し違うことは、案内自体が認めています。
案内はさらに、厄年は本来、還暦や古稀などの年祝いと同じ「晴れの年齢」だったと紹介しています。
厄年を迎えると地域で一定の立場になり、神輿を担ぐなど神事に多く関わるようになった、という由来です。「厄」は神さまにお仕えする役目の「役」だといわれるのも、このためだとされています。
そのうえで、今は災難が多く起きる面が強調されるようになったとしつつ、七五三や成人式と同じく人生の通過儀礼として大切にされている、と結んでいます。
厄年が「嘘」と言われる理由
知恵袋の回答を見ると、嘘だと考える理由はいくつかに分かれます。
ひとつは由来への疑いです。男性の42歳は「死に」、女性の33歳は「散々」という語呂合わせにすぎない、と説明する回答がありました。
お金や社会の仕組みへの疑いもあります。神社がもうけるため、女性の活躍を妨げるための話だ、と書く回答もありました。社会に出て活躍しやすい30代に厄年が多いのはそのためだ、という見方です。
数え方がそろっていないことを挙げる回答もあります。地域によって全く違うので正解はない、という答えや、神社と寺で満年齢と数え年の基準が違い、最大で2年ずれる、という答えです。
ただし神社本庁の案内では、厄年は通常「数え年」で数えるとされています。「神社は満年齢」という回答の説明は、この案内とは合いません。年齢がずれて見えるのは、地域ごとの違いによる部分もあります。
同じ年齢の人がそろって不運になるわけではない、という指摘もありました。厄年のせいで受験に落ちるなら、同じ学年の受験生は全員落ちることになる、という回答です。
「厄年に出会う人はいい出会いではない」という話にも、「嘘ですよ。関係ないですね」と言い切る回答がありました。年齢以外の言い伝えまで疑われている、ということです。
知恵袋に見られる「嘘だ」と考える理由
- 42歳=死に、33歳=散々という語呂合わせにすぎない
- 神社のもうけや、女性の活躍を妨げるための話だ
- 地域や数え方によって年齢がそろっていない
- 同じ年齢の人が皆そろって不運になるわけではない
知恵袋にもある「悪いことが続いた」という声
一方で、厄年に悪いことが重なったという声もあります。前厄・本厄・後厄の3年続けて、盗難や車のトラブル、大きな病気が重なったと振り返る回答がありました。
その人は「厄年って本当に何かあるんだな」と、体験して初めて信じるようになったそうです。ただ最後は、結局は気の持ちようらしい、とも書いていました。
まったく信じていなかったのに、けがをした後で厄年だと気づき、関係があるのかと初めて感じた、という回答もあります。
冒頭の相談についた回答は、立場が2つに分かれていました。「たまたまで、厄年とは関係ない」という答えと、変化の時期には物が壊れたり体調を崩したりしやすく、動くきっかけだと受け取る答えです。
知恵袋に見られる、立場が分かれる声
- 厄年ではないのに悪いことが続き、嘘だと感じた声
- 厄年に悪いことが重なり、信じるようになった声
- 厄年かどうかより、たまたまだと考える声
どの声が正しいという話ではありません。同じ「悪いことが続く」という経験からでも、受け取り方は人によって違います。
神社の案内にも根拠や統計は書かれていない
神社本庁の案内には、厄年に悪いことが起きる割合を示す統計や、科学的な根拠についての記述はありません。
書かれているのは、転機を迎えやすい時期だという説明と、本来は晴れの年齢で神事に関わる年だったという由来です。迷信かどうかを判定する文章ではありません。
知恵袋にも、厄年に統計的な意味があるとすれば、人生の転換期で幸不幸が分かれやすいことくらいで、それも昔の統計だから今の基準には合わない、とする回答がありました。
厄年を数字で裏づけた資料は、この案内にも知恵袋の回答にも出てきません。「嘘だと言い切りたい人」にも「本当だと思いたい人」にも、はっきりした答えを出してくれる資料は見当たりません。
白黒つかない気持ちを、話しながら整理したい時は
嘘だと思いたいのに気になってしまう。そんな気持ちも、アプリから話せます。
アプリで相談してみる※相談はアプリ(iPhone・Android)から行います。18歳未満(高校生を含む)は利用できません。鑑定料は占い師ごとに異なります。
「当たっている気がする」と感じる時に起きていること
神社本庁の案内にあるとおり、厄年は体力や家庭、社会での立場が変わりやすい時期と重なっています。変化の多い年に何かが起きれば、厄年と結びつけやすくなります。
知恵袋には、何か嫌なことが起きると厄年のせいだと思ってしまうのが人間だ、と書く回答がありました。厄払いを受けた人は「お金を払ったからこの程度で済んだ」と思ってしまう、とも続けています。
先ほどの、けがの後で厄年だと気づいた人の回答も、出来事が先で、厄年との結びつきは後からついています。起きたことに後から「厄年だから」と理由をつけると、当たっているように感じやすくなります。
反対に、厄年でない年に同じことが起きても、厄年とは結びつけません。冒頭の相談のように「厄年でもないのに続くなら、やはり嘘だ」と感じる人もいます。
病気が出始める年齢と重なるので、全く根拠の無いものだとは言えない、という回答もありました。その回答は、体調管理に気をつける目安としてなら意味がある、と受け止めています。
信じていない人に、まわりが厄払いを勧めてくる時
自分は信じていなくても、家族や友人から厄払いを勧められることがあります。
知恵袋にも、厄払いをしないと周りの人にまで悪い影響が出ると信じる友人がいて、付き合い方に迷うという相談がありました。
回答には、いくつかの答え方が挙がっていました。信じていないのでする気はないとはっきり言う、「今は混んでいるから今度行く予定」と伝える、角を立てないよう「行った」と伝える、などです。
信じるのは自由だが、他人に強要するのは違う、と書く回答もありました。厄払いを受けるかどうかは、最終的には自分で決めてよいことです。相手の信じ方まで変える必要はありません。
「信じない人はやらなくても義務じゃない」という回答もあります。厄年を気にせず、これまでどおり過ごすのも、ひとつの選び方です。
気にかけながら過ごしたい場合は、体調管理や大きな決断のタイミングに、いつもより少し気をつけるくらいで十分です。途中で気持ちが変わってもかまいません。
どちらを選んでも、できること
- 気になる不調は放置せず、早めに医療機関に相談する
- 大きな決断は、焦らず時間をかけて考える
- 「厄年だから」で片づけず、起きたことの中身を見る
信じるかどうかを、誰かに証明する必要はありません。自分が納得できる距離の取り方を選べば十分です。
よくある質問
厄年は本当に根拠のない迷信なのですか?
神社本庁の案内には、迷信だとも迷信ではないとも書かれていません。統計や科学的な根拠の記述もなく、人生の転機にあたる時期で、本来は晴れの年齢だった、という説明にとどまります。
厄年が当たると感じている人もいるのはなぜですか?
厄年は人生の変化が重なりやすい時期でもあるため、何か起きた時に後から結びつけると、当たっているように感じやすくなります。知恵袋にも、けがの後で厄年だと気づいて関係を感じた、という声がありました。
厄年を信じない場合、何もしなくていいのですか?
信じないまま、これまでどおりに過ごして構いません。厄払いなどを受けるかどうかも、自分で決めてよいことです。
厄年に統計的な意味はあるのですか?
神社本庁の案内に統計の記述はありません。知恵袋には、人生の転換期で幸不幸が分かれやすいという程度の意味しかなく、それも昔の統計だ、という回答がありました。
厄年が嘘だと言われる理由には、語呂合わせという由来への疑いや、地域や数え方によって年齢がそろわない点への疑問があります。
一方で、厄年に悪いことが重なって信じるようになった、という声も知恵袋には実際にあります。どちらの声が多いかを数えた記録はありません。
神社本庁の案内にも、統計や科学的な根拠についての記述はありません。「間違いなく本当」とも「完全な作り話」とも言い切れない、というのが実際のところです。
嘘だと感じるなら、気にせず過ごして構いません。気になるなら、体調や大きな決断に少し気をつけるくらいの距離感で十分です。今日どちらかに決め切らなくても、困ることはありません。
結論が出ない気持ちのままでも、話してみませんか
白黒つかないモヤモヤを、ニックネームのままアプリで話してみることもできます。
アプリで相談してみる※相談はアプリ(iPhone・Android)から行います。18歳未満(高校生を含む)は利用できません。鑑定料は占い師ごとに異なります。
この記事は、公開されている相談投稿や公的な情報・寺社の公開している案内をもとに編集部が構成したもので、編集部自身の体験談ではありません。投稿者が特定される情報は含みません。体調や生活に関わる判断は専門家の助言もあわせてご検討ください。占いは医療・法律の助言に代わるものではありません。18歳未満の方は占いサービスを利用できません。



